3COINSとGEOのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンを比較レビュー

近年、利用者が増えつつあるオープンイヤータイプのイヤホン。

オープンイヤーイヤホンは、耳の穴に入れないため圧迫感や痒みが軽減されるメリットがあります。

また、周りの音がよく聞こえる構造のため、“ながら聴き”したいユーザーに人気のアイテムです。

その中でも、最近よく見かけるイヤーカフ型イヤホン。最新では、JVCケンウッドのHA-NP1Tが「機能性がよくオシャレ」と話題になっています。

大手メーカーが続々参入する中、プチプラガジェット界隈にもイヤーカフイヤホンがあるのをご存知でしょうか。

本記事では、いくつかあるプチプライヤーカフイヤホンの中でも、筆者が所有する2商品を比較紹介したいと思います。

今回取り扱うのは、3COINS（以下スリコ）の「 オープンイヤーイヤカフイヤホン」とGEO（以下ゲオ）の「 イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン」です。

本記事では比較に焦点を当てているため、各商品の詳細を知りたい方は、それぞれのレビュー記事をご確認ください。

ではさっそく、オープンイヤー型イヤーカフイヤホンの比較をしていきましょう！

スリコとゲオのイヤーカフ型イヤホンの外観を比較

本体（充電ケース＋イヤホン）

3COINSのイヤホン

• 充電ケースは蓋があり汚れにくい
• ケース表面には充電残量が確認できる液晶付き

GEOのイヤホン

• 充電ケースは蓋なしのため取り外しやすい
• ロボットの顔のような可愛いフォルム

イヤホン

形状は異なりますが、大差なくほぼ同じ大きさといえます。

3COINSのイヤホン

• 操作ボタンあり
• マイクも内蔵されているため通話可能

GEOのイヤホン

• タッチセンサーで操作可能
• スリコ同様にマイク内蔵

音量調整や音楽の曲送りや再生・停止などを操作できる「ボタン（スリコ）」「タッチセンサー（ゲオ）」がそれぞれ内蔵されています。

スリコとゲオのイヤーカフ型イヤホンを比較レビュー

スペック比較

	オープンイヤーイヤカフイヤホン	イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン
販売元	3COINS	GEO
メーカー	コーリュウ	ゲオ
価格	税込2,200円	税込3,278円
カラー	アイボリー ピンク ブルー ブラック(WEB限定)	BLACK WHITE
連続再生	約5時間	約7時間
イヤホン 充電時間	約1〜1時間半	約1時間
充電ケース 充電時間	約1〜1時間半	約2時間
イヤホン 片耳サイズ	約3×1.5×2.5cm	約2.9×1.7×2.5cm
充電ケース サイズ	約4.6×6.1×2.8cm	約4.8×4.5×2.7cm
イヤホン 片耳重量	約3.9g	約6g
充電ケース 重量	約36g	約22g
同梱	イヤホン 充電ケース 取扱説明書兼保証書	イヤホン 充電ケース 充電用Type-Cケーブル 取扱説明書兼保証書

上記スペックは、設定や使用環境などにより異なります。

使ってわかった違い

音質

KARAの「WHEN I MOVE」で聴き比べしましたが、ゲオの方が高音＆韓国語(ボーカル)が聴きやすいと感じました。

スリコの方も高音は聴きやすいですが、全体的に若干こもっているように聞こえるため、音質が荒く感じることがあります。

音量

スリコの方が明らかに音量が大きく、スリコの50%がゲオの80%のボリュームに感じました。

ショッピングセンターなどの騒がしい環境では、スリコのイヤホンの方がよく聴こえます。

音漏れは気になりませんが、静かな場所での利用は配慮が必要です。

装着感

締め付け具合は、スリコは重量も軽く支柱の素材柔らかめのため優しい締め付け具合で長時間つけていられます。

ゲオはしっかりフィットする強さで挟まっており、ちょっとした運動でも安心して使えます。

耳の形状により個人差があります。
筆者の場合、左耳は長時間の装着が可能ですが、右耳は1時間ほどで痛くなります。

デザイン

スリコは単色ですが、カラーバリエーションが4色と選択肢が多いです。オシャレな見た目からもSNSでの人気が伺えます。

ゲオは見た目が少しゴツい印象を受けるため、可愛いよりかっこいいを求めている方に良いかもしれません。

使い勝手

スリコの充電ケースは蓋が付いているため、汚れにくく清潔に保てる一方、蓋を開けて取り出すという手間が発生します。

ゲオのイヤホンはスリコとは逆で、充電ケースに蓋がなく汚れやすいですが、すぐに取り出して使える使いやすさがあります。

充電中の気になる動作

スリコ・ゲオどちらのイヤホンにも言えることですが、充電ケースから少しでも外れると、登録している端末に繋がった状態になります（設定による）。

特にスリコの方は、カバンの中で動くと充電端子からイヤホンが離れ、勝手に電源ONになってしまいます。

ゲオの方もイヤホンが充電ケースから外れることはありますが、ケースとイヤホンがやや強めの磁力でくっつくため、スリコよりは外れる回数が少ないです。

まとめ

イヤホンで重視したい音質については、ゲオの方がクリアで聴きやすいという結果になりました。

しかし、オープンイヤーイヤホンの「外音が聞こえる」「ながら聴きできる」という特徴を活かすなら、音量の大きいスリコが街中で活躍するという印象です。

以下、3COINS・ゲオそれぞれ向いている人を想定したので、参考にしてみてください。

筆者は、それぞれのメリット・デメリットから、「外へ持ち運ぶのはスリコのイヤホン」、「お家で使うのはゲオのイヤホン」という使い分けが定着しています。

皆さんはどのイヤーカフ型イヤホンが気になりましたか？今回比較した商品の他にもおすすめがあれば是非コメント欄で教えてください。

以上、3COINS「オープンイヤーイヤカフイヤホン」とGEO「イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン」の比較レビューでした。

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