近年ユーザーが増えつつあるオープンイヤー型イヤホンですが、その中でもイヤカフタイプのイヤホンが注目されつつあります。
大手ではファーウェイのHUAWEI FreeClip(税込27,800円)や、ボーズのBose Ultra Open Earbuds(税込39,600円)が有名です。
また、最新だと2024年11月21日発売Victorのイヤーカフ型ワイヤレスイヤホンHA-NP1T(税込19,800円)が話題となっています。
しかし、5,000円縛りのプチプラガジェットブロガーには手の届かない高級品。
そんながんじがらめブロガーに手を差し伸べてくれたのが、ゲオのイヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン(税込3,278円)です。
プチプラガジェットブロガーでも紹介できる価格帯!
実際に使っての感想は以下の通りです。
魅力 | 気になる点 |
---|---|
圧迫感がなく長時間の利用が可能 | 耳の厚みや形状によっては痛くなる |
外音が聞こえるため、ながら聴きに最適 | ゲームセンター等の騒がしい場所では聞こえにくい場合あり |
音質はフラットで長時間聴いても疲れない | 通話は声が遠いらしくスムーズな会話は難しい |
イヤーカフ型イヤホンの中では手軽に試せる価格帯 | 充電ケースに蓋がないため汚れやすい |
使い始めて3ヶ月以上経ちますが、ブログ作業の”ながら聴き”に重宝しています。
- 手軽にイヤーカフ型イヤホンを試したい
- 耳に挿すタイプのイヤホンが苦手
- 長時間のながら聴きができるイヤホンを探している
イヤーカフ型イヤホンに興味のある方の参考になれば幸いです。
イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン(GRTOP-OWP J2305)の商品情報
商品の概要
カラーはBLACKとWHITEの2色展開ですが、どちらも単色ではなくグレーが混ざっているため、好みが分かれそうなデザインになっています。
パッケージ・同梱物
実際、店舗ではパッケージが閉じたまま陳列されていますが、本のように見開きで中身を確認できるパッケージになっています。
こういうパッケージは親切で嬉しいですね
- イヤホンL/R
- 充電ケース
- 充電ケーブル(Type-A to C/約30cm)
- 取扱説明書兼保証書(保証期間6ヶ月)
パッケージに入った状態では隠れて気づきませんでしたが、充電ケーブルも付属しています。
近年ではPD充電器などの普及により、使っていい充電器か迷うことが多くなっています。付属されていると安心して使えるので、とてもありがたいと感じました。
外観
ロボットの顔のようなフォルムが特徴的です。
愛情あふれちゃう可愛さ!
充電ケースと言ってはいますが、蓋がついているわけではありません。
イヤホンが剥き出しの収納タイプで汚れやすいため、定期的に拭いてあげると長く清潔に利用できます。
仕様・機能
充電ポート | Type-C |
Bluetooth 受信距離 | Ver.5.3 約10m |
連続音楽再生時間1 連続通話時間 | 約7時間 約6時間 |
本体充電 充電ケースでの充電 | 約1時間 約2時間 |
サイズ (充電ケース) | およそ W45 × D27 × H48mm |
重量(およそ) | 本体:片耳6g ケース:22g |
防水 | IPX42 |
連続再生時間が長いため、作業のながら聴きにもってこいです
- タッチセンサーあり
- 低遅延モード切り替え
- 音声アシスタント(Googleアシスタント、Siri)
- ハンズフリー機能
- オート電源ON
- 自動ペアリング
もちろんノイズキャンセリングはありません。構造上外音取り込み放題です。
iPhoneとイヤーカフ完全ワイヤレスイヤホンを接続する方法
簡単に接続できました
イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホンの使い方
イヤホンの取り出し方
イヤホンが充電ケースにしっかり引っかかるような作りのため、イヤホンを真上や真横に引っ張ってもケースから外せません。
イヤホンを充電ケースから取り外す時は、動画のように少し斜め上に回すようにすると簡単に取り外せます。
使用後は、外した時と逆の手順で引っ掛けるように戻します。
タッチセンサーの操作方法
ゲオのイヤーカフ完全ワイヤレスイヤホンには、タップした回数で音量などを操作できる「タッチセンサー」が付いています。
それぞれの操作方法を確認しましょー٩( ‘ω’ )و
-音楽編-
再生/停止 | 1回タップ |
曲送り 曲戻し | 右(R):3回タップ 左(L):3回タップ |
音量up 音量down | 右(R):2回タップ 左(L):2回タップ |
-その他編-
着信応答/通話終了 | 1回タップ |
着信拒否 | 2回タップ |
低遅延モード切替 | 右(R):4回タップ |
イヤホンライトON・OFF | 5回タップ |
アシスタント呼出 | 約2秒長押し |
電源OFF | 約5秒長押し |
親指でのタップがやりやすいです
ゲオのイヤーカフイヤホンを使っての正直な感想
お気に入りポイント
- 音質
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クリアな音質でこもっている感じもなく、聞きやすい音質です。高音・低音・ボーカルがフラットな音質で、長時間聴いても疲れません。
「没入せず・雑音を気にせず」というイヤーカフイヤホン特有の仕上がりで、カフェやワークスペースでのながら聞きで重宝しています。
- 付け心地
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初めてのイヤーカフイヤホンですが、圧迫感もなくストレスフリーで使用できています。
数時間経つと右側だけ痛くなることもありますが、他の商品を試しても同様の状態になったため、筆者の耳の形状が原因と思われます。
- 低遅延モード
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あまり期待していませんでしたが、動画程度なら誤差が気にならないレベルで楽しめます。
- タッチセンサーで音量調整
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これまで、初代AirPodsProを使っていましたが、イヤホンから直接「音量調整できない」という不便さがありました。
しかし、ゲオのイヤーカフ完全ワイヤレスイヤホンでは、イヤホン側のタッチセンサーで音量調整ができるため今までのストレスが解消されました。
これだけでも充分ウキウキする機能です。
イヤホン側で音量を変えられるのは楽だ
低遅延モードは、YouTubeに上がっているMVをいくつか見ながら検証しました。結果、低遅延モードのON・OFFで若干の違いを感じられたので、効果のある機能だと思います。
少し気になるポイント
デザイン・機能・価格面で申し分ないですが、やはり個人差が一番出そうなのが装着感です。
知人に試してもらったところ、耳の形とイヤーカフの相性が悪かったらしく、「長時間は無理」とのこと。
聞いたところによると、3種くらい試してはいるものの、まだ快適なサイズのイヤーカフイヤホンには出会えてないようです。
筆者も右側の長時間装着は無理だった。左は何時間でもいける。
装着感を試す意味でも、いきなり高価格帯のイヤーカフ型イヤホンを購入するのは検討したほうが良いかもしれません。
ショッピングモールで検証
街中で使えるのか試すために、ショッピングモールを徘徊しながら検証!
ちなみに、8月の平日(世の夏休み期間)に試したので人が多く騒がしい状況でした。
人が多いフードコートエリアでは、音量を80%〜最大レベルで問題なく使えましたが、コインや機械音で騒がしいゲームセンターでは、最大音量でも聞こえませんでした。
ショッピングモール内であっても、静かな場所であれば十分に音楽を楽しめます。
車内で通話を検証
通話については、iPhoneのスピーカーの方がスムーズにやり取りできます。
イヤーカフ完全ワイヤレスイヤホン越しでは音が遠いらしく、相手に何度も「ん?」と聞き返されました。
双方が会話しやすくてはじめてハンズフリー通話が成立すると思うので、「通話できるけど、スムーズなやり取りは難しい」という評価です。
まとめ:価格・機能面は十分だが装着感で個人差が出る
ゲオから発売されたイヤーカフイヤホンは、税込3,278円という価格帯でありながら十分なスペックと感じました。
実際に使用してみたところ、音質のクリアさやストレスのないフィット感など、満足のいくアイテムです。
何よりデザインが可愛い!
今回のレビュー記事で、イヤーカフ型イヤホンが気になっていた方の何かしらの参考になれてたら幸いです。
以上、ゲオのイヤーカフ完全ワイヤレスイヤホンのレビューでした。
※HUAWEIは、HUAWEI TECHNOLOGIES CO., LTD.の商標または登録商標です。
※Bose は、米国Bose Corporationの登録商標です。
※iPhone は、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。
当サイトでは、ゲオのイヤカフと同じ低価格帯『3COINSのイヤカフイヤホン』のレビュー記事や比較記事もあるので、気になる方はチェックしてみてください。
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